The Future Circle

Akinoriderのブログ。主に音楽・映画・本など、サブカルチャー/カルチャーについての感想。

近況

イースタンユースのライブに行った。

新譜SONGentoJIYUは買って聴いてはいたものの、あまりピンとこず。

ニノさんが抜けてから正直僕の熱量は下がっていたと思う。でもやっぱりライブで観てナンボのバンドだと思うのでニノさん抜けて以来2年ぶりの北海道でのワンマン、行きました。

正直なめてました、新ベース村岡ゆかさん。普通に上手いので既存曲も違和感なし。新アルバムの曲群もライブで聴くと今までのイースタンの曲をブラッシュアップしたような感じで、あれ?このアルバム、今のライブ、キャリアハイなんじゃないか?と思うくらい。現金なものだ。吉野も非常にポジティブな感じで、といっても最近の若いバンドでよくあるポジティブを強要するかんじでなく(ディスじゃないですよ?吉野もそう言ってました)、バラバラであることを肯定して、バラバラだからいいんだ、という。皆さん、イースタンユースはこれからもっと面白くなるバンドですよ、贔屓目なしに。

SONGentoJIYU

SONGentoJIYU

 

 

 

ブレードランナー2049を観ました。感想はこちら

ブレードランナー 2049のAkinoriderの映画レビュー・感想・評価 | Filmarks

 

 

・mellow out「シティポップとAOR特集」

まずお越しいただいた方、本当に有難うございました。今回はメローアウト史上一番笑った回として記憶されることでしょう…。

「シティポップとは」という問にDJそれぞれがそれぞれの答えをプレイしていく、そしてその多様性がメローアウトというパーティーだなあと思います。

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いちおう僕なりにシティポップとはなにか、その答えは「郊外の音楽」だと思っています。日本が高度成長を経て都市の拡大、レジャー活動による車社会の到来、画一化した郊外のロードサイド、そういったものがバックボーンにある音楽がシティポップであると考えます。

「東京の郊外」八王子から中央道に乗り、苗場へと向かった松任谷由実、渋谷から羽田空港JFKからNY、そしてまた東京へと帰還した小沢健二、ロードサイドのハードオフからポップミュージックを作り上げるtofubeats、冷凍都市の暮らしを繰り返す向井秀徳、常に街の底から何が見えるかを叫び続ける吉野寿までもが僕にとってのシティポップであると思っている。

1. Luv U Tokio / METAFIVE

2. 水色の雨 / 八神純子

3. 君は1000% / 安藤裕子

4. I LOVE YOUR SOUL / Nona Reeves

5. 強い気持ち・強い愛 / 小沢健二

6. ジュリア!ジュリア!ジュリア! / 住所不定無職

7. Fly me to da moon, / Magic, Drums & Love

8. Travel Agency / シャムキャッツ

9. LOVE MY CAR / Tempaley

10. 水星 / tofubeats

11. 都会 / 岡村靖幸坂本龍一

12. エイリアンズ / キリンジ

13. ディスコブラジル / 王舟

14. 苺畑でつかまえて / サニーデイ・サービス

15. Water Front / ZAZEN BOYS

16. Rollin Rollin / やけのはら

17. SAY GOODBYE / grooveman Spot & KASHIF

18. ダンスに間に合う / 思い出野郎Aチーム

ただ今回はプレイとしては不安定で選曲にも悔いが残ってしまった。

反面、他のDJは選曲の幅も含め非常に勉強になりました。精進が足りませんね。

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ゲストのCA2LAさんとotさん、ありがとうございました。

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さおりさんが助っ人DAMAさんを呼んで結成した

DAMAN DAWAN

が最後に素晴らしい歌謡ラジオショーを披露して優勝しました。

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いま一度お越しになった皆さま、ありがとうございました。

 

 

ブルーハーブ@プレシャスホール

 打ち上げを中座しましてこちら。

ブルーハーブもライブ観るのは久しぶり。こちらも最近熱が冷め気味だった。

凄いいいライブだったと思うのだけど…。

ブルーハーブは先日野音で20周年、まさにキャリア極まったと言ってもいいだろう。そんな野音を通り過ぎた次の夜、いつものように成し遂げてきたことを誇らしげに語るBOSSの言葉に、以前のような高揚を覚えることはもうなかった。

"追うものは追われるものに勝る"

では今のブルーハーブが追うものとはなんなのだろう。歳を重ねたから、家族を持ったから、歌えることが増えて新境地を見せたこともあったけど、今現在のブルーハーブは過渡期にいるのかもしれない。愛別EPのリリックからも現状の肯定と、「あの丘を越えれば」「海峡を渡れば」と、この先何が見えるのだろう?と、いま、未来が見えている感じはしない。

"皿は旅をする"とは以前BOSSが言ったが、音楽自体がタイムマシーンに乗って時間を自由に移動したり、宇宙に行ったりする今年のPUNPEE"modern times"を聴いたあとだと、このレコードがもつ素晴らしい輝きと未来への希望をもつ若い(と言ってもそんなに若くないけど)ラッパーに賭けてみようという気になるじゃないか。

 

 

・告知を2つほど。

mellow outの主宰ohtzcaが立ち上げたアパレルブランド「FROZEN METAL HEAD」ですがこの度ネットショップがオープンいたしました。イカした商品ばかりですので是非Check It Out.

fmh011.thebase.in

また、このFROZEN METAL HEADを始めとし、アクセサリー、フェイクスイーツレコード、と様々な出展、美味しいフードとお酒も楽しめる、大人の日曜午後のマーケットをシンビアンで開催いたします。僕は心地よいBGM担当となっておりますので皆さま是非遊びにいらしてください!

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ストレンジャー・シングス2が素晴らしすぎるので好きなところを100万個くらい言い合う会がしたいです。それではごきげんよう

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